本七宝
銀眼堂では、自社の七宝工房にて内製し、職人が七宝技術を用いて製品を製造しております。
本七宝とは
七宝焼きとは、伝統工芸の技法。
七宝焼きは金属素地の上に釉薬をのせ800℃前後の高温で焼成し、釉薬を溶かすことによって、色ガラスの様な透け感が生まれ、高級感ある仕上がりになります。
本七宝の特徴として、表面が固く、キズが付きにくいといったことや、変色しにくいといった点があります。
本七宝の製造行程

①地金製造
デザインに合わせた金型を製作し、プレスでキ地にデザイン模様を付けます。

②彩色
七宝が入る部分に釉薬を乗せていきます。
ホセを使って盛り込む方法と、振りかける方法があります。

③焼成
乾燥させた釉薬を800℃前後の電気炉に入れて焼成します。
※デザインや色数によっては、二度焼・三度焼を行います。

④研磨
溶けた釉薬の表面を砥石で研磨します。
研磨の手加減により色の濃淡、線の太細が決まるので精度が求められます。

⑤焼き上げ
研磨後、最後の焼成です。
この焼き上げで製品の良し悪しが決まる重要な工程です。

⑥仕上げ研磨
焼き上げした表面のツヤを出すため、泥バフで磨きます。

⑦完成
仕上げをし、完成です。